プレスリップで東海地震が予知できる例、できなくて不意打ちになる例



島村英紀『巨大地震はなぜ起きる これだけは知っておこう』から

(島村英紀『ポケット図解 最新 地震がよ〜くわかる本』の再録)



なお、『「地震予知」はウソだらけ』(講談社文庫)にも同様の図を載せています。


これらの島村英紀の本のプレス リップについての記述の要点

1)世界中で大地震の前にプレスリップで地震予知した例はひとつもない。そもそもプレスリップを明瞭に観測した例さえない。

2)大地震の前に、どのくらいのプレスリップが、どこで起きるのか、まったくわかっていない。

3)それゆえ、東海地震が起きる前のプレスリップも「プレスリップの起きる場所とその大きさ」しだいでは、地震予知ができなくて不意打ちになる可能性が大きい。

4)まして、気象庁がプレスリップ検知のために唯一頼りにしている体積歪計が設置されていない海域で「南海トラフ地震」がおきたときには、お手上げになる。

(右の写真は体積歪計の設置=島村英紀撮影。体積歪計は、もともと米国・カーネギー研究所のセルウィン・サックス博士が開発したもので、気象庁のものは、それを国産化したものだ。この写真は、島村英紀が北海道大学理学部在籍時に、サックス博士に依頼して、北海道大学の浦河地震観測所に体積歪計を設置したときに撮った。なお、黄色のカッパを着ているのはカーネギー研究所から設置のために来日してくれた一派、黒いカッパは浦河地震観測所の技官、白ジャンパーは北海道大学理学部の大学院生(現東京大学地震研究所教授)である。)



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