今月の写真
大学の正門の前に、不思議な群衆がいました

 2017年2月の末に、東京・本郷の東大の前を通りかかったら、不思議な群衆が正門の前に集まっていた。土曜日の午後4時半。たしか3時には影も形もなかった。

 そういえば、当日は、入学試験の日だった。「安田講堂事件」のあと、大学には受験生(と大学の教職員)以外は入れなくなって、正門も閉めるようになった。「お受験」の一日目が終わるころに、こうして、大学の中(スターバックスもドトールもあるが)
では待つところがない受験生の父兄が集まってきていたのである。みな、無言で大学の中を見つめている。受験生が出てくるのを、じっと待っているのである。最終日には、もしかしたら、もっとたくさんの群衆が集まってきているのだろう。

 右の写真は、上の写真の一部を切り出したもの。受験生の父母だろうか。祈るような気持ちに違いない。

 私たちのころは、まさか父兄が受験のときに来ることもなかったし、卒業式に私が出た憶えもない。たぶん「父兄席」などというものはなかったのだと思う。しかし、いまは、乳離れが遅く(あるいは一生、乳離れがない)こんな時代なのである。

「父母二人までの専用入口」がある大学の卒業式の写真はこちらに
 

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